S660 Racing Version


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サーキット走行をメインにした、レーシング仕様のデモカーを紹介します。商品開発用のテスト品やワンオフパーツなどで構成されており、市販タイプとは異なる仕様となります。 まだ進化の途上にある車両ですので、これからも開発は進んでいきます。

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比較的シンプルながら、イエローとブラックで統一し、シャープな印象を持たせたエクステリア。 エアロダイナミクスを考慮し、空力パーツを多数装着しています。
 
 
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リヤはエンジンルーム内の排気熱を効率よく行うために各部にエア抜きダクトを設けております。
更に積極的な排熱のために、中央部分には大型の電動ファンも装備します。 エキゾーストはチタンテールを採用した高効率ワンオフマフラーを装備。

 
 
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エクステリアにおける唯一のレッド、「D.T.M 角印デカール」はデモカーの証。
 
 
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和風なイメージの筆書きロゴ。唯一無二の専用仕様。
 
 
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エンジンの後方に鎮座する大型インタークーラー。効率を求めたパイプレイアウトのため、ボディを一部カットし、リヤフェンダー内部にパイピングを通しました。
インタークーラー後方には大型電動ファンを設置し、冷卸効率を向上させています。純正エアダクトを延長し、外気をダイレクトにインタークーラーコアへ導風しています。

 
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ルックスも意識し、色合いや配管の取り回しを意識したエンジンルーム。性能もさることながら、美観にもこだわり、美しく仕上げました。 インタークーラー中央部にはウォータースプレーを配置し、電動ファンとの組み合わせにより冷卸効率を向上させ、真夏のサーキット走行時でも吸気温度は最高でも55度程度まで抑えられています。
 
 
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エンジンフードには外気取り入れダクト+小型電動ファンを装備し、インタークーラーへ外部の冷気を送ります。中央部には排気用ファンを装備し、タービン周辺から立ち上がる熱気を排出しています。

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エアクリーナーはHKSパワーフローを専用インテークパイプで取り付けています。すぐ横にはEVCが装備されており、雨水対策としてアルミのカバーを制作しました。
 
 
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リヤディフューザーを製作。ユーザー様が他の車両につけていたものを再利用し、うまくS660にフィットさせました。
機能性としては、ジャッキアップしなくても簡単に脱着できるように製作しましたので、整備性もほぼ犠牲になりません。
 
 
【 S660 Racing Version 仕様 】
タービン本体:ノーマルタービン(タービンチューン極 TYPE-A)

触媒ハイフロー加工(タービンチューン極 TYPE-A)
オリジナル強化アクチュエーター
GTインテークフルパッケージ
ハイフローGTインタークーラー
HKSフラッシュエディター(現車セッティング)
HKSパワーフロー
HKS EVC6IR
ワンオフ 左右出しマフラー(φ50.8)
PG_JW5DTM2

最高出力:89.05ps/5819rpm(修正馬力:102.4ps)

最大トルク:14.64/3486rpm(修正トルク:16.8kg・m)

BN001a